アウトプットのために

先日、私より年齢が若い方々と同じ席をかこむ機会がありました。年明けだったこともあり、年末年始にかけて思ったことや感じたこと、新年の抱負などに関してひとり3分程度自由に話す時間がありました。
若く、仕事に関してもこれから楽しみな方たちがどんなことを考えているのかを知るいい機会となりました。

まず多かったのが、お休みを使ってインプットを増やした方。本を読んだ感想や、映画の感想。話題の『永遠の0』を観た方も多かったようです。戦争についての思いを強くし、ご家族から当時のお話しを聞いた方もいらっしゃいました。クリエイターやデザイナーをはじめとするアウトプットを仕事のメインとする方にとって、インプットを増やすことはとても大切だと思っています。どんなインプットでもいいと思います。音楽を聴く、芸術作品に触れる、旅をする、景色をみる、観劇する、話しを聞く、試合を観る。外からの刺激を入れて、自分がなにかを感じる。心を動かす。感動する。

文字が苦手、画像が得意、いろいろタイプはあると思いますが、自分の業種や方向性とはまったく関係のなさそうなインプットから、自分自身の取り組みに近いものまで、幅広くいろいろな刺激を入れることは、自分からのアウトプット=表現 にさまざまな変化を与えることでしょう。

私が今読んでいる本は、吉田松陰に関する書物。かさばる新刊なのに、持ち歩いて移動中にも読んでしまうくらい没頭できる活字との時間を過ごしています。ほかに好きなインプット方法としては、yogaの先生からyogaの歴史や考え方に関するお話しを聞くこと。人生を楽にすごしていけるヒントをいつもいただいています。

また、今回のケースのように3分という限られた時間をうまく使って自己表現することは、スピーチの練習、自分のアピールの練習にもなると思います。緊張もするでしょうし、なにを話していいやらわからない場合もあるでしょうけれど、仲間うちでこういう機会を繰り返していくとだんだん慣れていくものです。私の場合、話したいwordをいくつか挙げておいて、そのほかの肉付けは自由に話します。初対面の方とうまく話せない場合や、スピーチはあがってしまって無理 という方も、繰り返すことできっと変化はあると思います。

私にとって、ヨガイベントやセミナー、講義の時間はアウトプット中心となります。そんな際に、どういう表現ができるのかを念頭に、これからもさまざまなインプットをしていきたいと思っています。

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