日本産科婦人科学会 学術講演会

札幌で開催された日本産科婦人科学会総会に行ってきました。

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産婦人科医にとってもっとも大きな学会であり、その分、幅広い分野の発表があるため勉強しづらい部分はありますが、一年に一度のある種お祭りのようなイベントで、非常に活気もあります。
あいにくのお天気と、メイン会場が4ヶ所に分かれて開催されたという不便が重なり、思うように聞きたい講演をハシゴすることができませんでした。

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しかし、新しい情報に触れることで、次学ぶべきカテゴリーが見えてきたり、刺激って大事だな…と改めて感じた学会でした。
また、大学の後輩から大学の近況を聞くこともでき、嬉しい時間でした。
大学にいたころは、新しい抗がん剤や遺伝子解析などの悪性腫瘍の分野の発表ばかりを聞いていましたし、自分自身も毎年、卵巣がんの継続的な研究成果を発表してきました。
クリニックでの勤務となった今では、これからより役立つと思われるOC、子宮内膜症の薬物療法や内分泌関連の発表、子宮頸がん検診関連の発表を選んでいる自分に気がつき、興味のある分野も環境によって変わるものだなぁと感慨深くもありました。

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北海道は、叔父が北海道大学の外科にいたこともあり、とても思い入れのある土地です。

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今回の訪問では北海道をゆっくり巡ることはできませんでしたが、また機会があれば訪れたいと思います。

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