月刊NEXT 取材

ゴールデンウィークの真っただ中、インストラクター・トレーナーのキャリアアップのための専門誌 月刊NEXTの取材がありました。次号の月刊NEXTでは、「リオオリンピックを共に戦う!アスリートトレーニングでフィットネス」という特集を予定しています。オリンピックアスリートのトレーニングを、一般生活者がいかに自身のフィットネスやトレーニングに採り入れてパフォーマンスを高めたり、日々の健康づくりに活かせるかについて、トップトレーナーからの知見を集めた特集になります。


近年、女性アスリートのコンディショニングの管理がパフォーマンスアップと選手生命を守るためには必須であることが知られてきています。国立スポーツ科学センターにおけるごく一部のトップアスリートに対しては、世界レベルの情報やエビデンスのある新しいトレーニング方法が提供されていますが、それが世の中に伝わってくるには相応の時間が必要であり、当然のことですが正しく伝わってこないこともあれば、まったく世の中には広まらないこともあります。月刊NEXTからは、一般のスポーツ・フィットネス愛好家にも新しくて正しい情報を広めたい旨の希望を受け、今回の取材となりました。
まずはトレーナーやインストラクターの方々に女性のコンディショニングへの認知を深めていただき、一般生活者にとっても効果的な体調管理の考え方について理解していただけることを目的としています。 
 


・オリンピックに出場する女性アスリートたちの、コンディショニングやパフォーマンスアップのトレーニングの考え方と、近年の選手たちのトレーニングの位置づけや環境(コンディショニングの考え方)

・本番当日にベストなパフォーマンスを発揮できるためのコンディショニング内容

・女性アスリートにおけるコンディショニングやトレーニングで、一般生活者でもとり入れやすい考え方や具体的内容

こんなお話しをさせていただきました。

取材にお越しくださったのは、ご自身もフィットネス業界で指導者としての経歴をお持ちの40歳代 女性編集者の方。この方とお話しをしていて、これまで続けてきた女性アスリート支援の取り組みがまだまだ というよりまったく足りていないことを痛感しました。自分のまわりにいる方々が知ってくれているような気がするのは、ごくごく氷山の一角にすぎないのだ ということ。正直、やっぱりこんなにも知らないのか とショックなほどでした。この事実は、この方が不勉強であるということではなく、こういう学問がある、情報があるということが必要な方へ届いていない
ということを意味しています。

パーソナルトレーナーと呼ばれる方々の話題にもなりました。私に接点を求めてくださる方々は、パーソナルトレーナーの業界でも ものすごくアンテナの高い方たちであり、業界の中のごくごくほんの一握りなのだということもお聞きしました。

ますますガッツが湧いてきました。ひとりでも多くのトレーナー陣、インストラクター陣に聞いていただける努力を続けていきます。トレーナー陣は女性ももちろんですが、特に男性。フィットネスインストラクターでは指導者と名乗るすべての人に。これまでの取り組みにほどほど満足していたかもしれない自分に、良い刺激をいただけたと思っています。喝!

次号の月刊NEXTは5月25日発刊です。どうぞお楽しみに!

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