心の広い方たちに囲まれている幸せ

ひろしまヨガピースではもともと自分の講座のあとに、違う会場でケン先生とめい先生のコラボレッスンがあることがわかっていました。いつもお世話になっているおふたりの先生に、できればクラス前にご挨拶して 会場を離れたいと思っていました。しかし1時間半ちょっとの講演後、お写真を一緒に撮ったりご質問にお答えしたりしてあっと言う間に時間が過ぎてしまいました。


岩惣別館という由緒正しい旅館の会場までたどり着いたとき、外まで聞こえてくるケン先生の声からクラスが始まっていることがわかりました。クラスにご参加のみなさんや先生がたにご迷惑をかけたくないと思い、会場の障子をそっと開けておふたりにだけ、それぞれ わかっていただけるよう大きく手を振り、目と目でご挨拶したのちその場を去ろうとしました。


すると私に気づいたケン先生は、手ぶりで私に入ってくるよう促したのです。


クラスではちょうど、太陽礼拝を何度か練習しているところ。私は思い切って会場内に入り、マットが敷き詰められてほとんどすき間のない畳を渡ってケン先生のいる舞台へ上がりました。会場のはるか後方でアジャストしておられためい先生も舞台へお越しくださり、ケン先生とめい先生のあいだに私が居させていただくという、なんともスペシャルな空間が生まれたのです。


みんながサマスティティヒに戻ったところで、マイクを持ったケン先生がご参加のみなさんに私を紹介し、さらには私にマイクを持たせ 挨拶をさせてくださったのです。

自分のレッスンを中断して、わざわざ私のために時間を作ってくださる心の広さ。

ほんの一瞬の出来事でしたが、ケン先生とめい先生に囲まれた時間は本当に嬉しかったです。

ここまででも十分に感動したにも関わらず、この話しには続きがありました。

Twitterでつながっているめい先生が、この写真をアップしてくれていたの。私が舞台上にいたのはほんの数十秒だったと思います。そのほんの一瞬をとらえてくれた写真。



あたりまえですが、私はこのような写真が存在していることを知りませんでしたから、朝一番にTwitterを見て知ったときの驚きと 喜び。

そしてなによりも、ヨガの世界の第一人者であるおふたりの先生の心配り、おおらかな気持ちに感動せずにはいられませんでした。

業界の上に立ち、全体を俯瞰してその業界全体が成長することを願う方というのは、本当に素晴らしく配慮のできる方なんだなと、あらためて感じました。

私のような、言うなれば他職種の者にチャンスを与え、折にふれサポートしてくださっているこのご恩。日々感謝しつつ、先生方のためならできることは何でもしたいと思うわけです。

ほんっと言葉に表せないくらい幸せで、涙が出るほど嬉しかったです。

ケン先生、めい先生、ありがとうございました!これからもご指導よろしくお願いいたします。

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