第3回 ジャパンコーチズアワード

第3回となるジャパンコーチズアワードがコンラッド東京で開催され、一般財団法人日本スポーツ振興会理事として参加いたしました。

ジャパンコーチズアワードは日本のスポーツ界を牽引するコーチ=スポーツ指導者の功績を讃えると共に、指導者の社会的地位や価値の向上、指導者同士の交流を目指しています。その先には当然、スポーツ界全体の発展があります。

今回は東海大相模高校 野球部 門馬敬治監督が講演をなさいました。ほか受賞なさった監督、コーチがスピーチをされたわけですが、素晴らしい成績を残しておられる指導者は本当にスピーチが上手い!ざっくり言ってしまえば高校の先生、大学の先生 というスポーツ指導者です。そんなみなさまのスピーチに心を揺さぶられました。
ご自身の言葉で選手の心を掴むことができるから強くなる!
伝えたいことが選手にちゃんと伝わるからチームも強くなる!
そう感じた名将たちのスピーチでした。


今回 賞をお受けになった指導者のみなさんは、すでに 勝つ負けるになんてこだわっていないようにすら聞こえました。選手をいかに本気にさせられるか、どうしたらわくわくさせられるか、指導者よりはるかに若い世代の魅力をどうやったら引き出せるか、そこに心を砕いておられる。私にはそう伝わってきました。だからこそ強くなる。だからこそスポーツを通じて立派な人格が形成されていく。今日は本当に刺激となるたくさんのメッセージをいただいたような気がしています。本当にありがとうございます!

私は財団理事として、サッカーの金田喜稔さんとともに懇親会の場で登壇いたしました。私からお伝えしたいことはただひとつ、女性アスリートを取り巻く環境をよりよいものにしていきたい ということ。常にこの思いを念頭に邁進してまいります。

今回のアワード、参加者の中に女性指導者は決して多くはありませんでした。しかし女性のパワーは半端なくすばらしいものがありました。競技の枠なんてとっくに超え、私たちで女性アスリートのためになにかしていこう!そんな気運を感じました。うれしいし、本当に頼もしい!同じ願いを持つみなさんと同じゴールを目指していきたいと思っています。

本日、アワードにご参加くださいましたみなさま、ありがとうございました!

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