自分軸での仕事を

夕方までの外来診療を終え、年内のお仕事をすべて納めました。夜、年内最後のトレーニングをしてからはオフモードに入ります。 年末だから病院に来ることができた方、かかりつけがお休みに入っていて、不安になった妊娠中の方、来たるべきセンター試験にむけて月経調整したい受験生、手持ちの低用量ピルが足りなくなってしまった方、緊急避妊ご希望の方 など、年末っぽいなぁと思うような患者さんが多かったように思います。

今年は過去になく、「自分軸での仕事」にフォーカスできた一年でした。私だからできること、私にしか表現できないこと の割合を全業務量の中で増やしていくことができたように感じています。これはなにも、高尾美穂発信の講座などに限ったことではなく、外来にお越しになる方にも当てはまります。クリニックに行ってみたらたまたまいたドクターが私だった、というはじまりがほとんどではありますが、できればそういった出会いの方にも、次も高尾先生に診てもらいたい と思っていただける、これが「私だからできること」であるわけです。

ヨガの先生でもそうです。パーソナルトレーナーのお仕事もそうです。この人のヨガを受けたい。この人のパーソナルセッションを受けたい。そういう思いのクライアントを増やすこと。対 人のお仕事は、「相手軸での仕事」であるべきです。そこに、「自分軸」というパーソナリティーを活かせるフィールドにしていくことが尖ったお仕事にもつながりますし、自分自身が仕事しやすい環境にもなっていくと考えています。

2016年は企業のコンサルティング業務がぐっと増えます。各企業には私が持つ、使えるコンテンツを存分に引き出し、活かしていただきたい。その先には企業の成長を、さらにその先にはその企業による社会貢献を目指しています。また、私個人としては「自分軸」をキープしながら「相手軸」に立つようなお仕事をしていけたらと思います。

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