「コントロールできたらいいね ヨガ」

ヨガジェネレーション主催『ヨガ指導者に知ってほしい女性のからだの基礎知識』 女性特有の病気を知ろう ~ヨガ指導者に知ってほしいからだと心の不調 を開催いたしました。女性には男性とちがい、20代30代から気をつけていきたい病気があります。正しく知っておくことは、間違いなく身を守ることにつながります。だからこそ多くの女性に伝えたい。もちろん本当は、多くの男性にも知っていただきたいけれど。

子宮筋腫、子宮内膜症・チョコレート嚢腫、子宮頸がん、不妊症などについて 以外にも「子宮頸がんワクチン」といった時代のトピックに関してもお伝えしました。こういった婦人科疾患 と呼ばれるカテゴリーの病気は、私がまさに現場でみてきた疾患です。こういったお話しをさせていただくとき、これまでにお会いしたたくさんの患者さんのことを思い出します。よく覚えているのはやはり、残念ながらすでに亡くなってしまった方のことだけれど、なぜだか元気だったころの姿や笑顔が鮮明に思い浮かぶものです。そんな方たちが残してくれたこと、無念だったろう気持ち、次の世代に伝えてほしいという願い、そんなこんなを胸にお話ししていると時間はあっという間にすぎていってしまいました。

でもなんといっても、今日一番の盛り上がりは 『◯◯◯をコントロールできたらいいね ヨガ』 って話しだったかもしれませんね。なかなか◯◯◯をコントロールするなんて難しい。だったら『◯◯◯をコントロールできたらいいね ヨガ』 を目指したら、そんなお話し。

世の中にはすでに商品化されているさまざまなパッケージの「ヨガ」があり、それを商品として受け取り(=指導者養成講座を受け)、商品としてクライアント(=消費者・お客さま)に伝えていっておられる指導者のみなさんがたくさんいらっしゃいます。そういった指導者のみなさんがどのくらいそのパッケージを理解し、どこからどういった類の質問を受けてもなんてことなく返答できるまでに至っているかといったら、それはものすごい個人差があると思われます。まぁ、当然のことかもしれませんね。もちろん受け取ったパッケージを解体・モディファイし、自分のものっぽくアレンジして提供するなんてことはヨガにおいて簡単なことですから、そうしちゃっておられる方はもっと多くいらっしゃると思われますが。 

そういった現状のなかで、『◯◯◯をコントロールできるようになる』ことをゴールとして準備されたパッケージのヨガを提供する立場にいるけれど、指導者である自分自身がコントロールできずにいる。そういったお悩みや指導に対する迷いをお持ちの方からの相談をちょこちょこお受けします。そんな方に向けたメッセージとして 『◯◯◯をコントロールできたらいいね ヨガ』 を目指したら、そんなご提案をさせていただいたわけです。

 

私はヨガを続けていくことによって 「自分のからだをコントロールできるようになる」 練習を繰り返すことによって、「自分の心までコントロールできるようになる」 ことを目標にしているけど、心はもちろんのこと、からだだってなかなかコントロールなんてできないもの。だからこそ毎日ちがう自分のからだに向き合って受け入れ、そこから頑張るし、同じことを繰り返し繰り返し 何度も何度も練習するわけです。あっという間に『コントロールできるヨガ』になんてなりません。ぜひ、『できたらいいね』を目指していきましょう!

みなさん、今回も楽しく前向きにご参加くださいましてありがとうございました!

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