更年期と加齢のヘルスケア学会に参加して

学会シーズンの秋がやってまいりました。更年期と加齢のヘルスケア学会に参加しました。このマイナーな学会は、共に勉強させていただいている製薬会社の方から教えてもらったもの。参加するか検討するうちに、確かに聞いてみたい演題がいくつもあったためスケジュール調整して駆けつけました。

『ウェルエイジングのための女性検診』というセッションでは、日ごろからお世話になっているOZmallの担当者も発表なさいました。女性検診の受診者を増やしていくためには医療機関だけの努力ではなく、さまざまな企業のパワーも必要です。これから私たちがどんなことを考えたら検診を受ける女性が増えてくれるか、再度考えさせていただくきっかけになったように思います。また女性男性で分けるだけでなく、世代別年齢別に必要な女性検診の内容は異なることから、そこからインスパイアされた新しい健診プランも頭の中に浮かびました。 
  アンチエイジングの立場からのセッションでは、ビタミンDの大切さをあらためて頭にインプットしました。高齢女性にも、アスリートにも、ジュニア期女子にもとても大切な栄養素であり、かつ日本ではまだまだその大切さがあまり浸透していないビタミンD。このあたりについてもう一度きちんと学ぼうと考えています。 

『中高年におけるメンタルサポート』というシンポジウムは、ほとんどが医者ではない発表者でした。『中高年女性のリラクゼーション法』と題してヨガの効能が紹介されていましたが、この学会においてヨガによる中高年女性の健康への寄与についてはまだまだ認知されているとは言えず、これからもっと面白い発表ができるだろうと思われました。
やっぱり刺激って大切だなぁと。学ぶって楽しいなぁと。 より上を目指す もいいかもしれませんが、守備範囲をひと回り広げる ってことも悪くない。そう思わせていただきました。入会していない学会ではありますが、これからも単発で学ばせていただけたらと思っています。

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