行きたくなる○○○

医者はもともと、不特定多数の方と接する仕事です。こちらがお越しになる方を選ぶことはできなくて、お越しいただいた以上は自分にできることすべてを提供する そんな仕事。セミナーを開催するようになって、接するお相手に”男性”というカテゴリーが追加されました。なぜって、これまではすべてのお相手が女性のみに限られていましたから。

女性に女性のからだを知っていただくことは、モデルルームをご案内しながらお家の設計について説明するようなもの。目で見て、さわって感じて理解できる女性に、女性のからだを理解していただくことはある意味たやすい。しかし、自分で経験することが不可能な男性にご理解いただくことは、イマジネーション豊かにお聞きいただく必要があり、かつ自分とはちがう生き物である女性を理解したい という前向きな気持ちがないとなかなか受け入れていただけないものです。

先日JISSで開催された『女性ジュニアアスリート指導者講習会』についての振りかえりをしています。こちらにご参加いただいた指導者は40%が男性指導者。この方たちにちゃんと受け入れていただけるかどうか、そこが話し手としての ある意味腕の見せどころです。

自由記述の欄に、今回もたくさんのコメント、メッセージを頂戴しました。明らかに男性が書いてくださったとわかるコメントは多く、かつ話してよかったなぁと思わせていただける内容。ありがとうございます。



昨日開催いたしました『女性の更年期を学ぶセミナー』にご参加いただきました方からは、「先生の勉強会はまた行きたくなるんです」というお言葉をいただきました。実際、お越しいただいた方の半数は私のお話しをなんらかのかたちでお聞きになったことがあるリピーター。しかも、4回も5回もお聞きくださっている方が1人や2人ではありません。本当にありがたいしうれしい。

行きたくなる勉強会

行きたくなるクリニック

行きたくなるヨガスタジオ

行きたくなるジム

なんでもそう。

行きたくなる銀行

行きたくなる歯医者さん

行きたくなるレストラン

行きたくなる空港

行きたくなる駐車場

ドリンクのサービスがある、雑誌がたくさん読める、静か、充電が可能などなど、付加価値をつけることによって”行きたくなる”認定されるケースは多いです。でも付加価値で判断されるためにはまず、担当すべき基本のサービスが基準以上である必要があり、かつ基本のサービスだけで”行きたくなる”認定されることが理想です。

そこを念頭に、

行きたくなる勉強会

行きたくなるクリニック

から

また行きたくなる勉強会

また行きたくなるクリニック

を目指して精進したいと思います。

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