新学期スタート

エイプリルフールの昨日、新学期が始まりました。私の外来には、僭越ながら私の外来を見学なさりたいというドクターがつき、いつもの和やかさとは違う雰囲気の外来となりました。
見学なさるドクターがいるということで、やはり普段ひとりで気楽にする外来とはちょっとだけ違う、少しピリッとした雰囲気の外来となりました。
結果をお伝えする言葉ひとつにしても、なるべく正しい表現をしようと努力しますし、当然のことながら間違ったことは言わないように、言葉にする直前まで確かめたり。慣れた外来であったとしても、やはり良い刺激というものはありがたいものです。
見学くださったドクターは私よりも学年的には先輩で、私がその方の外来を見せていただいたとしたら学ばせていただけることがたくさんあったことでしょう。今回は私の外来から学んだということをフィードバックいただきました。
いただいたフィードバックの中で意外だったのが、私が外来の予約時間をかなり意識している という点。大学病院、総合病院での外来を担当していたころは確かに、予約のシステムはあったとしても待たせてあたりまえ、そんな風潮はドクターを含めすべてのスタッフにありました。
今では、予約通りに診療をお受けいただくことは基本あたりまえ、患者さんにも時間をお守りいただきたい分、こちらも時間を守る最大限の努力をする。これがクリニックのスタッフが共通して認識している考え方です。
現役のドクターにそこを私の外来の良いところとして指摘されるということは、いかに医療の現場で時間が守られていないかということを示しているのだと思われます。
他にもありがたいフィードバックがありました。これでよかったと再確認するとともに、これからの外来に生かしていこうと思います。

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新学期が始まりました。新しいみなさまとの出会いをわくわくしながらお待ちするとともに、これまでの仲間とはさらなる絆を確認していけたらと思います。

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