イーク表参道における子宮頚部組織診 ~2014/12

イーク表参道では、子宮頚部細胞診 つまり子宮頸がん検査 の二次検査にあたる『子宮頚部組織診』を行っています。要精密検査の方を対象に、精密検査としてコルポスコピー(拡大鏡)検査で拡大視し、組織診を施行して確定診断を行っています。

イーク表参道では私がすべての組織診を担当しております。2013年4月から精密検査を開始し、もう少しで2年。かなりの件数を担当してきました。そのまとめの作業を行っています。暫定的な数字をお示しします。1-2週以内に、細かな数字の修正を行う予定です。

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274件の子宮頚部組織診を施行、その内訳は

♦ ASC-US かつ ハイリスクHPV陽性 54症例
♦ ASC-H 13症例
♦ LSIL 162症例
♦ HSIL 52症例
♦ AGC(腺異型または腺がん疑い) 2症例

手術を必要とすると判断し、高次病院へご紹介したのは うち21症例。いずれもCIN3(高度異形成=severe dysplasia) 以上もしくは adenocarcinoma の確定診断の上、ご紹介させていただきました。
(AGC 1 HSIL 10 LSIL 3 ASC-H 5 ASC-US 1)
CIN1(軽度異形成=mild dysplasia)以上の所見があった症例は202症例(上記21例を含む)。

東京都や区の検診で子宮頚部組織診を受け、異常を指摘されたもののそのあとどうしたらいいのかわからない、そんな方がたくさんいらっしゃいます。お困りの方、結果をご覧になって不安な方はご相談にいらしてください。(予約は多少混み合っておりますが…)

現在もイーク表参道では、火曜、木曜、金曜の午後に検査枠を設けて予約を承っております。
予約は若干先になることもございますが、検査結果を持ったまま途方に暮れて、時間だけが過ぎていってしまう、そんな方がもしいらっしゃいましたらイーク表参道まで一度ご連絡いただければと思います。

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