贈ることば

注)写真がアップできていなかったため、再度アップいたしました。
小学校の卒業式をたまたま目にしたり、振袖姿の大学生たちと電車で一緒になったりと、”卒業”の季節なんだなぁとしみじみ感じるこの数日。イーク表参道でも送別会がありました。

クリニック立ち上げから一緒にがんばってきた仲間の卒業。ずいぶん前にこれから先について相談を受け、この春での卒業となりました。彼女は持つ資格を生かし、今とはちがう規模の病院で新しいスキルに挑戦するという道を選びました。

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寿 か自身の成長のための転職であれば、いつでもよろこんで送り出すよ。
一緒に仕事してきた仲間を送り出すときに、たいていこんな話しをさせていただきます。残される立場はもちろん淋しいわけですが、仲間が新しい環境で輝いてくれることはとてもうれしいことです。

何歳になっても、なにかに挑戦する気持ちを持っていること。

今いる環境のままで挑戦することは、ある意味簡単です。仕事のための資格試験に挑戦する、趣味のスキルアップに努める、いままで出来なかったことに再度挑戦する。あくまで自分に痛みはないわけで。しかし、職場、住む場所、環境を変えてまでして挑戦するということはいわば背水の陣で臨むわけですから、相当の覚悟が必要です。
しかしながら、人間は覚悟があれば変われます。数十万円をプライベートジムに支払うからがんばって痩せられる。青森から仕事やめて両親連れて出てきたからこそ、この仕事に没頭できる。そんなものでしょう。

この春、私の挑戦はすでにはじまっています。イーク表参道、ドームとの契約は継続ですので背水の陣で臨むわけではありません。さらなる高みをめざすための挑戦です。2年後にようやくかたちになるであろうものもあります。個人的には 種を撒いておいてたまに水をあげ、自分自身も忘れたころに芽が出る くらいの中期的トライアルが割と好きです。いくつかの種を撒いておくと、それぞれの芽が出る時期もちがいますから、わくわくがいろんなタイミングでやってくるものです。

今回送り出した彼女が、新しい環境で自分自身を生かしていけるよう願っています。とともに、多くの人が新しい気持ちで挑戦の春を迎えられますように。新学期はもうすぐそこです!

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