自己満足。

先週は怒涛の1週間でした。

水曜日昼 IYCウェルエイジングヨガワークショップでお話し
水曜日夜 ドームアスリートハウスでワークアウトイベント主催
金曜日夜 ママを目指す女性のためのセミナー
土曜日 JISSで女性ジュニアアスリート指導者講習会の講義
日曜日 仙台でヨガの指導と女性向けワークショップ

上記のスケジュールはある意味+α のスケジュールであり、日常の診療や自分自身のトレーニングの時間は普通にあるわけなので、こんなスケジュールであるという事実にはっと気づいてしまったときには少しだけ焦りました。お話しの内容もそれぞればらばらであり、担当する時間も1時間だったり2時間だったりばらばらですから。

しかし、つつがなくこのスケジュールを終えて感じることは、満足感。完全に自己満足の世界ですが、きちんとやり切ったという満足感です。

この現代社会で生きていく中で、多くのものや事は”自己満足”のためにがんばっていると言っても過言ではありません。

たとえば 今日のシャツとネクタイはどれにするのか。
たとえば 患者さんに負担なく痛みなく内診できるかについて、どれだけこだわるか。
たとえば 今朝のヨガはこれだけはやろう と思っていたところまで完遂できるか。
たとえば セミナーの15分前には到着しておきたい と思っていたところ、電車に乗り遅れて7分前到着になってしまう自分をどう考えるか。
たとえば レッグプレス15回×3セット の最後の1セットを10回で終わってしまわないか。

どれもこれも、ざっくり言えば”どちらでもいい”ことだったりします。ネクタイの色合わせがイマイチだったとしても診療自体にはまったく問題はないし、自分で自分に課した課題をやり切れなかったとしても、その後にめちゃめちゃ大きな影響を与えることもないことでしょう。でも、そこは”自己満足”なんですよね。

私であれば、シャツのしわやネクタイ、ボウタイのチョイス、モヒの立ち方には気をつかいたいわけだし、乗ろうと決めた電車にはできれば乗りたい。腹筋100回3セットと決めたら、100回3セットはやり切りたい。このあたりはもしかすると性格や根性、こだわりに関わってくるのかもしれませんね。

(ある意味)他人にはどうでもいい(かもしれない)ことに、どこまで気持ちをつかえるか。どれだけ労力を注げるか。どれだけがんばり切れるか。これらすべて、結局は『自分に負けない』 ってことなんだと思っています。
みなさんにとっての”自己満足” がどんなものであるのか、一度ご自身で考えてみるのもいいかもしれませんね。

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