イソフラボンは本当に女性に効果があるのか? その2

イソフラボンは本当に女性に効果があるのか? そんな問いかけに答えを出すべく勉強してまいりました。
こちらをお読みになってからどうぞ!
前回のBlogでお伝えしたとおり、大豆イソフラボンから代謝産物である”エクオール”が産生された人 のみに、エストロゲン様作用による効果が認められます。そして、大豆イソフラボンからエクオールが産生されるためには、ある特定の腸内細菌の存在が必要であり、日本人では半数以下の人にしかその腸内細菌が存在していないことがわかっています。
今回、私にその腸内細菌が存在しているのかどうかをチェックしてみました。

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ソイチェック という、いかにもなネーミングの検査方法は、あくまで簡便でした。朝起きて一番のおしっこを容器に入れ、郵送するのみ。大豆摂取に関するアンケート(問診)にも回答し、一緒に送りました。そして待つこと約1週間。

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私にはエクオールを産生できていないということが判明しました。
これまでに、エクオール産生に関する報告はいくつかされています。
 ・緑茶をよく飲む人は、作れる人が多い
 ・タバコを吸う人は、作れない人が多い
 ・乳製品の摂取量が多い人は、作れない人が多い
 ・ベジタリアンは、作れる人が多い
 ・魚油(ω-3系脂質)を多く食べている人は、作れる人が多い
私はほとんどの項目が”作れる”側でしたが、結果としてはエクオールを産生できていない群に入りました。
つまり、私は大豆イソフラボンの恩恵にあずかれない人だったわけです。毎日毎日、納豆だ、豆乳だ、枝豆だ、冷ややっこだ、油揚げだ、お味噌汁だ、摂ってきたのに、残念(笑)
そんな人はどうしたらいいのか?
引き続きお勉強してみなさまにお伝えしたいと思います。

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