高尾美穂先生メッセージ

医師として研鑽を積む傍ら、”恋をするように”アシュタンガヨガへ

私は産婦人科の医師です。2012年春まで慈恵医大病院に属し、外来、婦人科がんの手術、分娩、当直、若手Drの育成、卵巣がんの抗がん剤耐性に関する研究、その学会発表、論文執筆、看護学生に対する講義など、さまざまな経験を積んできました。 

医師として研鑽を積む傍ら2003年にヨガと出会い、時には当直室にヨガマットを持ち込んで練習を重ねました。 当時の先生がアシュタンガヨガに進んだのきっかけに、私も”恋をするように”アシュタンガヨガにはまり、難しいとされるasanaを攻略することに喜びを感じでいました。そんな頃、IYC(インターナショナルヨガセンター) のケンハラクマ先生と出会い、ヨガとはasanaのみにあらず、ヨガとは生きることであるという精神的教義も自然と身についていきました。2013年春までの時間を「自分の学びのために使おう」と決めた私は、好きな女性スポーツ医学やスポーツ栄養学、抗加齢医学の勉強と並行して、マタニティヨーガについての学びと、アメリカ・ロサンゼルスでのパワーヨガの実践に時間を費してきました。

自ら選択するために正しい情報を

近年の健康志向ブームに加え、自分のこれからのために時間や労力を使う女性が増える中、多すぎる情報のうちどの情報が正しいのかを判断することが難しくなってきています。

健康でありたい、美しくありたい、若々しくありたい、自身の記録を高めたい、怪我などの損傷を早く治したい、モチベーションを高めたい、現在の自分のカラダについて知りたい、そんなニーズに「健康」「運動」「栄養」の各方面から応えたい。 そんな思いから、現在は「医療・ヨガ・スポーツ」の3つの活動を続けています。

全ての女性により良い明日を

高尾先生メッセージ
この3つの活動を通して、産婦人科医、健康スポーツドクターが持つ専門的な知識を正しくお伝えし、共有することで「全ての女性により良い明日を」お届けする、それが私がしたいこと。

私が持つ専門的な知識を正しく共有し、楽しく学びを深めていただけたら嬉しいです。ホルモンバランスなどの「産婦人科学的な知識」や、スポーツ医学をベースにした「解剖学的な知識」にフォーカスした講座も開催しています。

産婦人科の知識をヨガライフへ

スポーツのスキルを高める、カラダの不調を少しでも改善する、関節の可動域を広げる、なにか目の前のことを変えるためにヨガにトライすることは、最終的なヨガのゴールではないことを知っています。しかし、今のライフスタイルや今のトレーニングにヨガをプラスすることで、いろんなことがいい方向へ変わっていくのならば、それはそれで素敵なことではないでしょうか?

産婦人科医とのヨガの時間を、あなたのこれからのヨガライフのエッセンスにしていただけたら嬉しいです。