2014 ソチオリンピック

2週間にわたる熱戦が繰り広げられたソチオリンピックも閉幕を迎えました。このたびのオリンピックでも、私たちに多くの感動をあたえてくれたウィンタースポーツ。このわくわくする気持ちは魔物が棲むと言われ、結末の読めないオリンピックならではのものでしょうね。
まず、男子フィギィアスケートの羽生結弦選手。自分自身、最高のパフォーマンスをソチの大舞台で披露することは、したくてもなかなかできるものではないでしょう。
メダルを授与された羽生選手はこう言いました。
「金をとった。これが、スタートになると思います。」
オリンピックに向けてがんばってきた。そこでメダルを取った。しかし、それが終わりではない ということ。金メダルからがはじまりだということ。すばらしい演技にももちろん感動しましたが、このあくなき上昇志向に感服いたしました。
4度目のオリンピックとなる、スノーボードの竹内智香選手。すばらしい健闘でした。決勝のレースすべてをテレビで拝見しました。雪上のあまりの安定感に、最後の転倒は信じられなかったほどでした。最後の最後、ほんとうに悔しかったことでしょう。それでも、表彰台の上ではこれ以上ない笑顔でしたね。

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レース後、ちら見したハイネックのUAマーク。竹内智香選手はアンダーアーマーの契約選手でもあり、ドーム全社を挙げて応援しました。ほんとうにおめでとうございます!

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ソチの会場には、竹内選手のお好きな言葉 『Immer Locker Bleiben 』 をプリントしたアンダーアーマーのオリジナルTシャツがテレビにも映っていました。
そしてなんといっても、浅田真央選手。ショートで惨敗した夜。この夜、かつての仲間だった安藤美姫さんがtwitterで浅田選手に贈った言葉が私にはとても印象的でした。
『考えすぎず、小さい頃のように』
ともに何度となく闘い、高みをめざした仲間だからこそかけられる言葉なのではないかと思っています。そして夜が明け、静まり返ったリンク、1度目のジャンプのあとの喝采、言葉にならないほどのフリーの演技でした。不覚にも涙ぐんでしまったほどでした。
純粋に勝ちにこだわる。徹底的に自分と闘う。自分の夢を追う。
スポーツには、ほかのエンターティメントでは味わうことのできないエネルギー、パワー、そしてそこへ至るまでのストーリーがあります。
スポーツで世界を豊かに。この理念は今後、ますます必要となっていくことでしょう。
ありがとうソチ! 
みなさまお疲れさまでした!

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