臨床スポーツ医学会@熊本

熊本城の近くで開催されています日本臨床スポーツ医学会に参加しました。
スポーツ関連の医療従事者にとっては最大の学会であり、いろいろな場面でお世話になった先生方にご挨拶できるいい機会です。

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会場はどこも満員御礼。男性の参加者が多いこともあり、かなりの熱気を感じました。
私は女性アスリート、女性スポーツに関する発表やシンポジウムを選んで参加してきました。
スポーツ界は男性を中心に発展を遂げてきた経緯があり、女性アスリートを支える現実はまだまだ厳しい世界です。
スポーツドクターの数だけでも男性社会という状況はよく分かります。日本体育協会公認スポーツドクターは5481名、うち女性医師は328名 たったの6%、スポーツドクターのうち産婦人科医は92名しからおらず、うち女性産婦人科医はなんと15名!
数字で現実を見ると、私もお役に立てるかも。という気持ちになってきます。
また、女性アスリートの月経困難症において、月経が初潮から3回以上きていれば若年者であっても、鎮痛剤無効の場合、低用量ピルを選択する という指針も今学会で出されました。指針があることは、臨床の場においてたいへんありがたいことです。
サプライズもありました。JISSでたいへんお世話になっております土肥先生がオリンピック帯同でのスポーツドクターの役割りについてまとめた論文で、学会賞を取られました。
表彰式に、なんとくまモンが登場!

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たいへん失礼な表現ではありますが、くまモンと一緒の土肥先生があまりに可愛すぎて、先生に写メをプレゼントしました。
せっかくの地方都市での開催ですが、最終の飛行機で戻ります。熊本城に行く時間はなく、せめてもと加藤清正公と記念撮影☆

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これからスポーツ医としての活動の幅が広がるといいなと思っています。

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