【ドームジャーナル】女性スポーツ特集

ドームが3か月に一度発刊しているドームジャーナル。ドームの揺るぎない大義、テーマ、コンセプト、そんなものすごく大切な幹となる思いから、それを実現していく過程に至るまで、ドームが社会に対してこうしていきたい、こうしていこう という考えを知ることができる、熱くて濃い広報誌です。

一般的にはお取引先への配布となります。私自身はゴールドジムのラウンジでよく目にします。

私がドームにおじゃまするようになってから丸5年が過ぎました。少なくともこの5年間に、女性スポーツの特集が組まれたことはありませんでした。今回、前田編集長からこの企画をお聞きしたとき、女性スポーツを支える環境への取り組みが必要とされるようになってきた時代に、正直うれしいなぁと思いました。今回は、非常にベーシックなお話しではありますが婦人科スポーツドクターの立場から寄稿させていただいています。

アメリカと日本における女性スポーツへの取り組みの温度差を、私自身、女性スポーツの歴史を学ぶほどに強く感じてきました。アメリカで1972年にTITLE Ⅸ(タイトルナイン=教育法第9扁)が施行されてから、女性がスポーツにふれあう機会は男女均等な社会の中で成人し社会人として過ごしていきます。学校教育の中で部活を続けてきても、大学受験後に運動をやめてしまう日本とは大きな差が出るのが20代-30代の女性であり、ちょうどその時期に妊娠・出産というライフイベントを迎えるわけです。運動の習慣のある女性における妊娠・出産は、マイナートラブルは減り、メリットが多いことが知られています。スポーツと共にあることで、女性の人生はますます豊かなものになっていくことを、これからもより多くのみなさんにお伝えできればと願っています。

 

ドームジャーナルはこちらからご覧いただけます。過去のものもさかのぼって読みはじめたら止まらないこと、間違いなし!ってくらい、私は大好きなドームジャーナルです。ぜひごらんくださいね。

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