第4回アスリートヨガ事務局主催 ワークショップ

第4回となるアスリートヨガ事務局主催 ワークショップに参加しました。ヨガフェスタでの告知もあったためか、たいへん多くの方が続々とIYC表参道にお集まりくださいました。アスリートヨガ事務局が願っている通り、これまでスポーツを熱心に続けてこられて 今ヨガに興味があります、という方や、ずっとスポーツをしてきましたがヨガも学び始めました、という方々が参加くださり、ありがたいなぁと。さらにはヨガジャーナルの取材も入り、カメラのシャッター音が続くとても賑やかなWSとなりました。

今回は「個別指導の重要性」をテーマに、チェア(車いす)テニス 元ワールドカップ日本代表の本間正広選手がご講演くださいました。本間選手はケガで車いす生活になった30代後半からテニスを始め、50代中盤の現在なお現役選手としてプレーされておられる、まさに鉄人。世界ランキング1位の国枝選手と普段一緒に練習なさっている、まさにトッププレイヤーです。トップならではの悩み、トップならではの対処法、まわりのトップ選手とのやりとりなど、とても臨場感あふれるお話しを聞かせていただきました。


今回、WSの講師を担当した私からのお話しは【私の立場から見てみたリオ五輪とヨガ】。国際試合には帯同しない、国内でアスリートを支える立場のスポーツドクターとして、アスリートやスタッフを見ていて感じたこと、思うことなどと共に、これからヨガの世界がアスリートにどう関わっていけるか、どんなことをスポーツの世界から期待されているか、そんなお話しをさせていただきました。


将来的に、日本代表のチーム単位でヨガの指導要請があった際に請け負うアスリートヨガ事務局公認 初級アスリートヨガ指導員資格講座が12月からスタートします。現在はアスリートやチームへのヨガ指導が、知人を通しての依頼だったりと個々の動きとなっているわけですが、日本体育協会からの依頼に誰がどう対処していくのか を一括して請け負うのがアスリートヨガ事務局となります。資格を発行して修了、というものではなく、指導員のみなさんと事務局が連携を取りながら多くの競技をサポートしていく仕組みを作っていく構想です。ご興味がある方は、事務局まで問い合わせくださいませ。

これからもアスリートとヨガの距離が、より近いものになっていくよう私なりに努力します。
次回のWSは12月6日 13:30- スポーツとヨガにご興味ある方、これからもぜひご一緒くださいませ!

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