オレンジ色がくれるもの

先日、イークにこんな素敵なお花が届きました。黄色とオレンジ色の花かご。とてもうれしく頂戴し、クリニックの受付を彩ってもらっています。贈り主のメッセージには、私に合う色をイメージして選んでくださったとありました。ビタミンカラーとでも言うのでしょうか、目に鮮やかで眺めているだけで元気になれる、そんな花かごです。無事に届きました!とお伝えしたかったので、当日写メを撮ってお礼のメールに添えました。 

私はオレンジ色が大好きです。好き ということにきっと理由なんてないんでしょうが、なぜオレンジ色が好きなんだろうと考えてみました。

私がよくよく思い浮かべる 心 というものを画像であらわすとするならば、それは自分の両手で守られた オレンジ色のあったかな灯り。そんなイメージ。私が 心について言葉にするとき、そのままの表現を使うこともよくあるかと思います。そこにないものを思い浮かべるときにも オレンジ色 が出てきてしまうくらい好き ということでしょうか。気がついてみれば 使っている名刺入れ2つもオレンジ、日常使いの小物はかなりの率でオレンジ色。今乗っている車も 最初オレンジを選んだ私に、つき合いの長い車屋さんが 高尾さん さすがに飽きますよ、きっと。と まともなアドバイスをくれたことでオレンジ色の車は回避したほど。

確かにこれまでいただいた花束は、黄色やオレンジ色の色調が多かったように思います。元気のある、それでいてあったかなイメージ。みなさんが思い浮かべてくださる私のイメージと、私の好きな色が似たものであることがとても嬉しい。

お花をいただいてから2日後、意図せずしてかなりオレンジなコーディネートで出勤した私。シャツはオレンジのギンガムチェック、ベルトもオレンジ、そしてソックスはオレンジとグレーのしましま。そんな私に、もう一度お花と写真を撮ったらとスタッフが勧めてくれました。相当のオレンジ好きってことで。

オレンジ色はその色のとおり 太陽だったり炎だったりを思い起こさせ、そのパワー、陽気さ、あたたかさをイメージさせてくれます。私もみんなに元気や希望ややる気、そして心あたたまるような気持ちを届けられる人になりたい。

私の母は私にとって太陽のようなひまわりのような、ずっとそんな存在でした。からだは大きくないのに心はほんとに広くてあたたかくて、ご縁のあった人を大切にする人。私自身のことも自分の子ども というよりは、ご縁があったひとりの人間として接してきてくれたように思います。私は母がたくさんの人たちに囲まれて過ごしているのを見る中で、素敵だなと思う姿や言葉をたくさん感じて育ってきました。私も持っているはずのそんなDNAを、オレンジ色のハートの中で大切にしていきたいと思っています。

素敵なお花をありがとうございました!とってもうれしかったです。

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