どう質問するかという話し

講義を終わる際に、時間の関係で質問タイムを持てる場合と持てない場合があります。質問タイムの有無にかかわらず、質問をなさるみなさんにはタイプがあるようです。大きくわけて3つのタイプ。

1 皆の前で質問なさるタイプ
2 質問タイムがあっても、みんなが解散したあとで個人的に質問なさるタイプ
3 一旦すべてを持ち帰り、その後再度お会いした際に質問なさるタイプ

1 はある意味、一番ありがたいタイプです。みなさんが持つ悩みや質問には共通したものも多いですから、それを共有していただけるということは時間的にもたいへんありがたい。

2 ではほかの方に聞かれない分、質問なさる方ご自身のお悩み相談になるケースが多く、時間的にもエンドレスだったりもします。こういったケースではたいへん申し訳ありませんが、次の私の予定によって時間の調整をさせていただくこともありました。

3 は最高の質問方法です。一旦学んだことを持ち帰り、ご自身で咀嚼したうえで質問なさるタイプ。質問をきちんと整理し、箇条書きにしてお持ちになるケースが多いです。こういう方はたいてい、何度も何度もお顔を見せていただける方がほとんど。次にお会いしたタイミングでの質問が多いでしょうか。ただたまに、Facebookなどのメールを使っての質問 どっさり だったりするとことも。本来はお顔を合わせて、言葉のニュアンスがきちんと伝わる距離でのコミュニケーションを希望しています。

みなさんもご存じかもしれませんが、Facebookでのメールは受信箱に届いていないケースがあるようです。私も先日、そんなメールが存在しているということをどなたかに教えていただいて、42通の「受信箱以外」に分類されていたメールを受け取りました。すべて目を通しましたが、あまりに昔のものすぎて返信できずじまいのものがほとんどです。丁寧にお書きいただいたものも多く見受けられましたので、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ただ、はっきりとした面識がない相手にも、ある意味 気軽にメールが送れてしまうという仕組みは、便利すぎると言わざるを得ない気がしています。

なかなか質問できる相手がいない。そのお気持ちもよくわかります。だからこそ、みなさんの疑問お悩み解決に対しできる限りお応えをしていきたいと思っています。ただ、時間的・物理的な制約、および医師法に則った制約があることも事実です。

その場で知りたい場合は質問タイムを有効にお使いいただく=多くのみなさんでその質問・私の回答を共有していただく ことがありがたいです。
一旦自分の中で落とし込んでからお尋ねいただく場合は、お会いした際にお聞きいただくのが望ましいと思っています。

お互いがよりプラスになるような関係性を構築していくためにも、ぜひご協力をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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