日経ヘルス 取材【更年期にもヨガがおすすめ!】

雑誌 日経ヘルスの取材がありました。次号のテーマはずばり『ホルモン』。私からは前回に引き続き、女性のからだの変化に対するヨガの有効性について、特に大きくホルモンの変化を迎える時期=更年期 にフォーカスした特集です。サントーシマ香先生がお示しになったポーズに、私が解説を加える という形式で見開き2ページを担当させていただきました。

更年期の悩みは、ちょうどそのころにかかりやすい他の疾患と鑑別することが必要です。そのうえで、エストロゲン分泌減少によっておこる症状=更年期症状 に対して、なにかできることはないだろうか。そんな観点でお話しさせていただきました。更年期症状の代表であるひどい発汗、ホットフラッシュと呼ばれるほてりなどの自律神経失調症状はなぜ更年期におこるのか、その対策法としてヨガができることは?などなど。





テーマが『ホルモン』ということですから、ほかの先生方が一般的な更年期についてのお話しをされることと思いますが、私からこれだけはお話ししたいことをおまけにお伝えいたしました。それは、42-43歳くらいで生理が終わってしまう方がいるのですが、そんな方にぜひともやっていただきたいこと。

本来、50歳前後までエストロゲンに守られているはずの女性にとって、7-8年も早くエストロゲンが分泌されなくなるということが近い将来からだにどんな影響を及ぼすのか、そうならないためになにが必要なのか。そのあたりをくどいほどお伝えしました。早く生理が終わってしまってからだに感じる「特に困ること」がないからこそ、10年後20年後のからだに起こる変化を見越して対処をし続けることはなかなかできることではありません。それでも元気に老後をすごすためにしておいた方がいいからこそ、くどいほどお伝えしなくてはならないわけです。

今回も、何度かご一緒させていただいている編集者の方、ライターさんと、息の合ったやり取りをさせていただくことができました。出来上がりをどうぞお楽しみになさってください!

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