日本マタニティーヨーガ協会研修

日本マタニティーヨーガ協会の研修に参加させていただきました。私自身マタニティーヨーガを学びはじめる際に、どこで学ぶかについて様々 検討したことを憶えています。
いろいろな協会などがマタニティーヨーガの指導資格を発行しているわけですが、日本マタニティーヨーガ協会に関して言えば助産師、看護師、医師など医療職に限り入会が許可されています。(例外はあります。お産に関する知識がある のがあたりまえ、という前提で講義が進んでいきます。)この入会資格を持つ協会は他になく、また指導資格を得るまでに3日間などの短期間で取得できてしまうようなものではなく、もっともベーシックな資格でも数年を要します。取得した資格も、最低年に3回の研修を受けなければ更新することができないというかなり厳格な基準があり、私はこうした理由から選んだわけです。
今回の研修は年に一度しか開催されない内容であり、今回も定員を超える応募があったそうです。
こんな厳しい基準を持っている協会ではありますが、実際に指導くださる先生方はほんとに優しくほんとに穏やかでかつ、人としてもたいへん尊敬できる方。お会いするたびに先生方から学ばせていただけることをありがたく思います。
今回はワークショップ形式で、どうしたらより多くの妊婦さんにマタニティーヨーガを知っていただけるか、受けていただけるか、そんなディスカッションをしました。
ほとんどの参加者は病院、クリニック、公民館などの公立の施設etc で実際に指導に携わっているわけで、やはり助産師だけの意向ではなく医者がマタニティーヨーガを勧めてくれる、病院、クリニックが勧めてくれるという体制が整うことがありがたい、そんな意見が多かったです。
メインの指導をなさる森田俊一先生は産婦人科医ですが、継続して当協会でマタニティーヨーガを学んでいる医者は私以外おりません。(ベーシックコースのみを聴講されるドクターはたまにいます)
マタニティーヨーガ普及のために、あたりまえのことではありますが、指導する側が “マタニティーヨーガは本当にオススメ!”と思って指導することがまずは大事。さらには助産師(日本マタニティーヨーガ協会の会員の大多数が助産師です)の熱意をバックアップしてくれるドクターの存在も不可欠です。
私ひとりでできることは僅かではありますが、産婦人科医の立場からマタニティーヨーガをより広めていけたらと願っています。
最後に、大好きな本山よし子先生と。ありがとうございました!

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