乳腺外科ドクターとの時間

イーク表参道、イーク丸の内の合同納涼会が開催されました。業績を伸ばしている両院スタッフの労をねぎらうべく、東京の夜景を見下ろす素敵な会場での会をスタッフの有志で準備してくれました。両院のスタッフが交じりあい、和気あいあいと交流を深める様子は、ながめていてとてもありがたかったです。

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普段よりイークにご尽力いただいております聖路加国際病院ブレストセンターのドクターも数名 お越しいただきました。女性の若手ドクターにも2名お越しいただき、診療時にはなかなかお話しできないような、女性医師ならではの悩みや医者としてのこれからのこと、日常の患者さんとのやり取りの中で思うこと、などお話しする時間を持つことができました。
乳腺外科と婦人科は、女性特有の臓器をあつかうという意味で(乳腺にはまれに男性の疾患もありますが)配慮すべき点や考慮しなければならないことが重複していると思われます。しかし、乳腺外科は「外科」とついている通り、外科領域。私たち産婦人科医とは昔も今も、ほとんど交流がないのが現状です。
そのような中、乳腺外科のしかも女性のドクターとフランクにお話しする機会があったことは、私にとってたいへんうれしい出来事でした。
初産年齢がどんどん上がっている現代、不妊治療している人が乳がん検診で異常を指摘されるというケースも少なくないそうです。乳腺外科医も婦人科医も、お互い共有すべき知識や情報は多いのではないでしょうか。
私自身、本当の意味で『女性が健やかに年齢をかさねていく』お手伝いができるよう、より幅広く学んでいこうと思います。ありがとうございました。

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